芸能人にも見られる難病に指定されている特発性大腿骨頭壊死とは?体験談
どんな病気?
みなんさんは「特発性大腿骨頭壊死」を知っていますか?
簡単に言うと股関節の骨が死んでしまう病気で、大腿骨の骨頭部分である(下の画像)が壊死しちゃいます。
私も病気を患った時の本音は、「俺の骨頭、もっと頑れよ?」と思っていました……
難病なので、国の指定難病扱いになり、医療費補助の対象にもなります。
有名な芸能人でも
- 美空ひばりさん
- 坂口憲二さん
- 堀ちえみさん
- ケツメイシのRYOJIさん
日本では年間約2,200人もの(そんなに~‼)人が、新たな発症が確認されているようです。
しかも、年間約12,000人の方が診療を受けているのです。
この病気にかかりやすい年齢が、30~50代のバリバリ脂がのっている元気盛りの人(私も、30才のときでした)が多いらしいのです。
しかも、5:4の割合で男性に多いなんて「神様の罰なんだろうか……汗」
私が感じた症状?
この症状は、とにかく痛いし病みます。
体重がかかると、大のおとなが「痛っ~」と声が自然に(所かまわず)出ちゃいます。
そのため、歩くときや何か動作をするときも「体重がかからないように」頭を(無意識で)使います。
しかも、体重をかけていない時でも「病んでいる」のです。
- 仕事中でも
- 運転中でも
- 寝ているときでも
- リラックスして映画を見ているときでも
- エロ人間丸出しのときにまで
痛みを少しでも和らげるために、毎日痛み止めの座薬を3回行っていました。
最初の頃は効き目を感じていましたが、時が経つに連れて「座薬、効いてんの?」と思うくらい効果が感じられない状態でした。
ある意味「24時間テロリストかっ?」と思うような病みの状態に、股関節の中を「えぐり取りたいな」と毎日思うほどでした。
要因は?
決定的な原因が分からないようですが、この病気になりやすり要因として下記が挙げられています。
- ステロイドの服用
- お酒の飲み過ぎ(日本酒を毎日2合以上)
私の場合はステロイドもお酒も(お酒は少々)あり、ステロイドはリウマチの治療のため、短期間に大量のステロイドを投与されていた期間もありました。
しかも、腹立たしいことに知識レベルの低い病院長の独断で行われていましたが、ステロイド点滴を始めてから2週間後に、副院長によって(体壊すよ、と言われて)ステロイドの投与を中止してもらえました……
お酒も毎日飲みますが、「缶ビール500mlを1本」と「焼酎2杯(水割り)」程度です。
特発性大腿骨頭壊死は、はっきりした原因が分からないようですが、ステロイドとお酒の要因により、大腿骨頭への「血流が悪くなり」壊死がおこるようなのです。
もし「みのもんた」が、昔のお昼の番組で(この内容を聞いた後に)助言をしてくれるとしたら「おくさん、原因はステロイドだよ」……かな、と思います。
両足とも?
私の場合は、痛み止めの効果もなく痛みが激しくなったため、痛みのある足を人工股関節にしました。
人工股関節に変えてから20年の月日が経ちました。今のところ大きな問題もなく経過していますが、2.3年前から反対の足が同じように痛み出しました……
結局、ステロイドの投与は点滴だったため、血管を通して全身にいきわたり反対の足にも同じ作用が起きてしまうのです。(また手術だぁ~涙……)
最近は、反対の股関節にもテロリストのような痛みと病みが襲ってくるので、毎日股関節の中を「えぐり取りたい」気分が続いてます。(もう少し頑張れよ、俺の骨頭)
まとめ
- この病気は、大腿骨の骨頭が壊死してしまう。
- はっきりした原因は分からないがステロイドとお酒が関係している。
- 30~50才で発症している人が多く、割合的に男性が多い。
- 両足に発症する可能性が高い。